よろこびの漆器(うつわ) ボンボニエール 〜La
Bonbonniere〜
“ボンボニエール(La
Bonbonniere)”はフランス語で、ボンボン(キャンディーなど)を入れる小箱のことです。ヨーロッパでは古来より、子供の誕生祝いや結婚式などよろこびごとで、幸福を表すものとしてよく使われます。 日本国内においても、そんなヨーロッパの伝統を取り入れ、明治以降“ボンボニエール(La
Bonbonniere)”が、金平糖を詰め、引出物として使われるようになりました。 明治以後、皇室の慶事の記念品としての引き出物にも、金平糖が詰められた“ボンボニエール(La
Bonbonniere)”が利用されてきました。
また、金平糖は、南蛮菓子のひとつで、「砂糖菓子」を意味するポルトガル語「confeito(コンフェイト)」から「コンペイトー」となりました。 金平糖が日本に初めて渡来したのは、永禄12年(1569年)、ポルトガルの宣教師が織田信長に献上したもので、元禄時代頃には大阪で作られ、文政時代には、金平糖の製法が江戸に伝わったと云われています。
江戸中期には、大名の茶菓子として金平糖は用いられていましたが、明治時代には贈答用・来客用の高級菓子として一般家庭で用いられるようになった。 先般の紀宮様と黒田慶樹さんの披露宴の引き出物としても使われたのが“ボンボニエール(La
Bonbonniere)”でした。 |
|
今回、“ボンボニエール(La
Bonbonniere)”を日本の伝統工芸品である漆器として創りました。祝賀会等お祝いの席に是非ご利用下さい。また、アクセサリーなど大切な小物入れとしてもご利用頂けるよう心を込めて仕上げました。
|